ただし、王冠のみでは打栓(瓶に王冠をかしめる)出来ません。
そこで必要になるのが打栓器(シーマーとも言います。)です。
先日お客様からお酒の漏れが気になるとのことで、打栓器の整備、調整をご依頼頂きました。
打栓器はきちんと整備すれば何年も使える優れた機械です。
こちらがお預かりした手動打栓器。

王冠を被せた瓶を載せ、レバーを下に下げるとガチャンと王冠が打栓されます。
整備後はこんな感じでピカピカに変身です。

作業手順としては
@不具合確認、分解、清掃

A研磨、洗浄、乾燥

Bマスキング、下地、塗装


C組立、調整、確認試験。
これで完成です。
プラモデルと一緒なので、やっているうちに仕上がりにこだわりが出てきます(笑)。
内容物が漏れる、締りが悪い、傷が入るなど調子が悪い時はお気軽にご相談ください。